サルコイドーシス/肉芽腫性疾患
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気管支肺胞洗浄が追加されたサルコイドーシス臨床診断基準改定と眼サルコイドーシス診断
大原 國俊山口 恵子中嶋 花子東 永子村野 奈緒志和 利彦工藤 翔二吾妻 安良太高橋 卓夫
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2003 年 23 巻 1 号 p. 53-56

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抄録

BALが判定項目に追加されたサ症新臨床診断基準の眼サ症診断への影響を調べた. BALを含まない旧診断基準で診断不能であった眼サ症疑診67例について, BALの陽性率を調べ新診断基準で臨床診断可能となった症例の頻度を計算した. 全身検査結果から今回の検討が可能であった44例中でBALが陽性であったものは実施12例中7例あったが, 4例 (9%) のみが新臨床診断基準で臨床診断できた. 眼サ症疑診例には全身検査で陽性を示すものが少なく, BAL実施も困難なことが多く, BAL追加による眼サ症臨床診断率への影響は小さいと考えられた.

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© 日本サルコイドーシス/肉芽腫性疾患学会
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