サルコイドーシス/肉芽腫性疾患
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サルコイドーシスの治療
ステロイド治療をめぐるPros-Cons
長井 苑子コスタベル ウルリッヒ
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2004 年 24 巻 1 号 p. 91-95

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抄録

サルコイドーシスは原因不明の全身性疾患で, 基本的に慢性経過を辿る. 病変部位は全身性に認められ, 治療適応となるものは, 心臓, 中枢神経系など限られている. ステロイド薬は標準的治療薬であるが, 治療導入時期, 投与量と期間, 減量と再発, 維持療法, 長期予後などをめぐって, その功罪が議論されている. 一方, 免疫抑制薬や抗サイトカイン薬などの臨床成績はまだ十分蓄積されてはいない. 最近の報告とステロイド治療の臨床経験にもとづいて, 最近サルコイドーシス治療の考えかたをレビューした.

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© 日本サルコイドーシス/肉芽腫性疾患学会
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