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サルコイドーシス/肉芽腫性疾患
Vol. 28 (2008) No. 1 P 33-40

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http://doi.org/10.14830/jssog1999.28.33


本研究では, サルコイドーシス症例を対象に, CTで評価した気道断面積や肺野濃度と肺機能との相関について検討した. サルコイドーシス43例の胸部CTをオリジナルソフトを用いて解析し, 平均肺野濃度, 肺野濃度の標準偏差, 肺野濃度のヒストグラムの尖度, 歪度を計算した. また, 気管の面積と右B1気管支基部の気道壁断面積/全気道面積 (WA%) を測定した. 肺野濃度の標準偏差の増加とヒストグラムの尖度, 歪度の減少は全肺気量, 肺活量, 拡散能の低下と関連した. 肺野濃度の標準偏差の増加は%FEV1, %PEFの低下とも関連を認めた. 体表面積で補正した気管面積と%PEFは正の相関を示し, WA%と%PEFは負の相関を示した. サルコイドーシス症例において, Densitometryのパラメータは拘束性肺機能障害を反映し, サルコイドーシスの肺野病変を評価する新たな指標と考えられた.

Copyright © 日本サルコイドーシス/肉芽腫性疾患学会

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