サルコイドーシス/肉芽腫性疾患
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シンポジウム: 眼サルコイドーシスの診断と治療 -2007-
望月 學
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2008 年 28 巻 1 号 p. 99

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抄録

サルコイドーシスは本邦では眼内炎症疾患 (ぶどう膜炎) の原因の第一位を占める重要な疾患である. 眼内病変は直ちに視機能に影響するために患者は眼科を発病早期から受診し, しかもその病変が肉芽腫性ぶどう膜炎という特徴のある病変であるために, 本症が眼科で疑われて内科などで精査され診断に至る症例が大変に多い. このように, サルコイドーシスは眼科と内科, あるいは関連診療科とが協力して診断, 治療する素地が従来からわが国では確立していたといえる. この度, サルコイドーシスの診断基準を改定するにあたり, 従来からの協力関係が十分に生かされたことは大変に喜ばしい. しかしながら, この我が国の診断基準が国際的にも受け入れられるかというと, まだ多くの問題がある. 特に海外の眼科では患者への負担や侵襲を極力抑える傾向にある. このような状況を踏まえて, 眼サルコイドーシスの国際診断基準を検討するワークショップが2006年に東京で開催され, 国際診断基準が作成された.
本シンポジウムでは, 我が国の新しい診断基準の眼科からの評価, 眼サルコイドーシスの国際診断基準について, あるいは, 本症の治療と眼合併症について最新の考え方を新進気鋭の4名のシンポジストに述べていただいた. そのプロシーディングは以下のとおりである.

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© 日本サルコイドーシス/肉芽腫性疾患学会
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