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表面科学
Vol. 36 (2015) No. 4 p. 207-208

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http://doi.org/10.1380/jsssj.36.207

環境問題と表面科学

東京湾の流域には2800万人の人が住んでおり,日本全体の人口の5分の1に当たる。つまり,東京湾には日本中の汚れの5分の1が流れ込んでいるということになる。本稿では,東京湾の水質の現状と課題について述べる。東京湾は水質改善のための努力によって流域で発生する負荷は大幅に減少した。しかしながら現状においては,植物プランクトンが増殖しその分解に水中の酸素が消費されることによる貧酸素水塊の生成と,貧酸素水塊の湧昇によって起こる青潮が重要な課題である。東京湾のモニタリングには表面科学の成果が活かされており,今後も表面科学の発展に期待したい。

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