東北大学金属材料研究所
1991 年 12 巻 9 号 p. 553-560
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1986年に酸化物超電導体が発見されて以来,高温超電導の発現機構を探る基礎的研究と同時に,実用材料化をめざし:た応用研究が進められている。特にYBa2Cu3Oy薄膜では,液体窒素温度でも106A/cm2を越えるものが,種々の方法で作製されている。本稿ではCVD法による超電導薄膜の作製方法と作製された薄膜の組成,構造を明らかにし,超電導特性,特にJcとの関連を探る。またピニング機構に関して一つのモデルを提案し議論する。
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