コンピュータ ソフトウェア
Print ISSN : 0289-6540
トレーサビリティリンク回復を通じたトレーサビリティ測定と改善支援
伊藤 弘毅田邉 浩之波木 理恵子鷲崎 弘宜深澤 良彰
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ジャーナル オープンアクセス

2013 年 30 巻 3 号 p. 3_123-3_129

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抄録

トレーサビリティはソフトウェアの保守性を左右する1つの要素であり,これまで様々な管理手法が報告されてきた.しかし,現状ではトレーサビリティの達成度合を示す指標が提供されていないため,その認識は主観的なものになりがちである.我々は,UML記述の設計モデルとオブジェクト指向言語記述のソースコード間におけるトレーサビリティの定量的測定手法を提案する.具体的には,独自の半自動アルゴリズムにより設計と実装を対応付け,GQM法(Goal-Question-Metric approach)で定めた枠組みを利用し測定を実施する.提案手法を実際の設計モデルとソースコードの組に適用した結果,第三者でも少ない労力でトレーサビリティを把握できることを確認した.

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© 2013 日本ソフトウェア科学会
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