東北大学 電気通信研究所
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
等式論理において,与えられた等式が自然数やリストなどのデータ構造上で帰納的に成立するか否かは,一般に決定不能である.ここでは,等式が帰納的定理の判定問題が決定可能となるための十分条件を考察する.帰納的定理の判定問題を一般化し,抽象的なリダクションシステムの等価性判定問題としてとらえることにより,書き換え帰納法に基づく簡明で見通しの良い判定条件を与える.この条件は,従来の結果の拡張となっている.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら