日本ソフトウェア科学会大会講演論文集
Online ISSN : 1349-3515
ISSN-L : 0913-5391
日本ソフトウェア科学会第20回記念大会
セッションID: 1B-5
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ACMLに基づくプログラム情報抽出システムの設計
*川島 勇人権藤 克彦
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キーワード: XML, 開発環境, 構文パターン
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抄録

ACMLは、我々が開発したANSI C言語の構文情報と静的な意味情報をXML形式で表現したマークアップ言語である。本論文では、ACML文書から構文パターンを用いてプログラム情報を抽出し、それを広く使われている表示形式(例えば、HTML)で出力するシステムAXESを提案する。AXESを基に抽出したプログラム情報は、Webブラウザを用いたクロスリファレンサに取り込むことができる。既存のクロスリファレンサ(例えば、GNU GLOBALやLXR、SPIE、Cxref)では、構文パターン(例えば、@if($exp=$exp){})を抽出することは難しい。AXESはプログラムに対して構文パターンを用いることで、より高度で柔軟な検索を可能にするフレームワークを提供する。

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© 2003 日本ソフトウェア科学会
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