日本ソフトウェア科学会大会講演論文集
Online ISSN : 1349-3515
ISSN-L : 0913-5391
日本ソフトウェア科学会第21回大会
セッションID: 4B-2
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連想アスペクトによるアプリケーション連携の記述改善評価
*櫻井 孝平増原 英彦松浦 佐江子古宮 誠一
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抄録

本研究では連想アスペクトと呼ぶ言語機構の評価を行う. 連想アスペクトはAspectJのようなアスペクト指向プログラミング言語を拡張し, オブジェクトのグループにアスペクトのインスタンスを関連づける機構として提案されている. 連想アスペクトはオブジェクト間の協調動作のような関心事をモジュール化するのに有用であると予想されるが, 実際のアプリケーション記述でそれを確かめた例はまだない. そこで本研究では, オブジェクト指向言語で記述された複数のアプリケーションを連携させて 1つのシステムを構築する際に連想アスペクトを利用し,その有用性を他のプログラミング手法と比較する. 具体的にはテキストエディタ, コンパイラ, 開発プロジェクト管理システムを連携させて統合開発環境を構築する例を用いる.

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© 2004 日本ソフトウェア科学会
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