2003 年 33 巻 1 号 p. 36-37
大韓帝国(1897〜1910)の時代から始まった新教育100年のうち、前半50余年(1894-1945)は日本式教育に慣れた過程と見られ、後半50余年(1845-1945)は米国式教育に適応した時期と評価される。すでに21世紀となり、これから始まる新しい教育百年の大計のためには、韓国の歴史的な伝統と、文化的風土に合う韓国式教育を根付せなければならない。このような意味で、大韓帝国の自主的努力による最初の工業系中等学校、商工学校(1899)の官制が頒布されてから100年が過ぎた今日の時点で、これまでの工業教育を振り返り、その第2世紀を設計するための政策的な方向を模索して見る。