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ムーンショット特別インタビュー 2050 年を描く 第4回
誤り耐性型量子コンピュータを開発 経済・産業・安全保障の飛躍的発展へ
国立研究開発法人科学技術振興機構
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2021 年 2021 巻 12 号 p. 12-13

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抄録

日本発の破壊的イノベーション創出を目指し、2020年からスタートしたムーンショット型研究開発事業を紹介する全4回のインタビュー企画。最終回は、目標6「2050年までに、経済・産業・安全保障を飛躍的に発展させる誤り耐性型汎用量子コンピュータを実現」を紹介する。量子コンピュータは従来の0と1の組み合わせではなく、物質を形作る量子の性質を利用することで、短時間での膨大な計算やより複雑な課題の解決を可能にする。本格的な実用化には、処理の途中で起こる誤りを自動で検知し修正しながら正確な計算を行う、誤り耐性の実装が鍵になるという。プログラムディレクターの大阪大学大学院基礎工学研究科の北川勝浩教授に、日本科学未来館科学コミュニケーターの本間英智が聞いた。

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© 2021 国立研究開発法人科学技術振興機構
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