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脳卒中
Vol. 32 (2010) No. 6 P 611-613

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http://doi.org/10.3995/jstroke.32.611

短報

「不安定プラーク」は病理学,症候学,外科治療などの多面性を有しており,頸動脈プラークイメージングはこれらを客観的に評価する役割を担っている.われわれはMPRAGE(magnetization prepared rapid acquisition with gradient echo)法を用いたMRIによるプラーク性状評価を行っている.MPRAGEと症候学との関係については,有意な相関が報告されている.その背景となるMPRAGEと病理組織の比較検討を行った.プラーク内最大信号比は壊死性コアおよびプラーク内出血と有意に相関した.高信号(胸鎖乳突筋より200%以上)は低信号より有意に壊死性コアが大きく,プラーク内出血の程度が強かった.今後,MPRAGEと外科治療合併症との関係を検証することで,MPRAGEがより論理的な内頸動脈狭窄症に対する治療戦略構築に寄与することが期待される.

Copyright © 2010 日本脳卒中学会

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