脳卒中
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原著
頸動脈超音波所見“Champagne bottle neck sign”の両側陽性例と片側陽性例の背景因子の差異に関する検討
友田 昌徳矢坂 正弘中西 泰之髙口 剛中村 麻子後藤 聖司桑城 貴弘岡田 靖
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2018 年 40 巻 1 号 p. 7-10

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抄録

【目的】“Champagne bottle neck sign(CBNS)”両側陽性例と片側陽性例における背景因子の差異を検討した.【方法】対象は頭部MRI 検査を受け,頸動脈超音波検査でCBNS が検出された26 例である.片側陽性群が13 例で,両側陽性群が13 例である.両群間で動脈硬化のリスク,頸動脈超音波検査でのプラーク所見,頭部MRA 検査でのもやもや病や動脈硬化の特徴的所見の有無を比較した.【結果】高血圧症,脂質異常症,頸動脈におけるプラーク所見の頻度は片側群で有意に高かった(p=0.03).頭部MRA 検査でのもやもや病所見は両側群で多く(46% vs. 100%,p<0.001),動脈硬化所見は片側群で46%に認めたが両側群では1 例も認めなかった(p<0.001).【結論】両側CBNS はもやもや病と強く関連し,片側CBNS はもやもや病のみならず動脈硬化とも関連する.

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© 2018 日本脳卒中学会
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