脳卒中
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頭痛, めまい患者における無症候性脳血管障害とビンスワンガー型脳血管性痴呆
八尾 博史井林 雪郎福田 賢治村井 宏一郎藤島 正敏
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17 巻 (1995) 2 号 p. 101-108

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抄録

頭痛, めまいを主訴として受診した40歳以上の外来患者連続例を対象として, 無症候性脳血管障害の頻度や特徴を検討した.70例 (男27例, 女43例, 平均年齢67歳) 中62例にCTを行い, 19例に脳梗塞と考えられる病変を認めた.6例には脳血管障害の既往があったので, 無症候性病変の頻度は21% (13/62) であった.回転性のめまい2例とうつ状態に起因する頭痛1例にビンスワンガー型脳血管性痴呆を認めた.CT上病変を有する群 (無症候群と脳血管障害既往群) には高血圧の頻度が高く (それぞれ77%と67%, 無病変群では37%), 無症候性病変を有する群 (平均年齢76歳) はCT上病変のない群 (平均年齢66歳) に比し有意に年齢が高かった.頭痛, めまい症例においても, 無症候性病変の成立に高血圧や加齢の関与が重要であることが示唆された.

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© 一般社団法人 日本脳卒中学会
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