ウイルス
Online ISSN : 1884-3433
Print ISSN : 0042-6857
特集2
インフルエンザの診断と治療
-臨床症例のウイルス排泄からの考察-
三田村 敬子菅谷 憲夫
著者情報
ジャーナル フリー

56 巻 (2006) 1 号 p. 109-116

詳細
PDFをダウンロード (317K) 発行機関連絡先
抄録

 小児のインフルエンザの自然経過では,発病前から発病後1~2週間までウイルスが分離される.迅速診断キットの判定には103pfu以上のウイルス量が必要であり,検体のウイルス量を考慮した判断が必要である.抗インフルエンザ薬投与後,ウイルス量は徐々に減少するが,小児では解熱時もなお半数以上の症例がウイルス分離陽性であり,一定の率で耐性が生じている.感染対策のうえで,このようなウイルス排泄と薬剤耐性の評価が重要である.

著者関連情報
© 2006 日本ウイルス学会
前の記事 次の記事

閲覧履歴
前身誌

VIRUS

feedback
Top