三好インター動物病院
稲葉獣医科医院
いぐち動物病院
2016 年 49 巻 1 号 p. 17-23
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心雑音を指摘され当院に来院した犬2例に対して各種検査を実施し,右室肥大を伴った重度肺動脈狭窄症と診断した。2例とも根治治療のために開心下にてパッチグラフト法による右室流出路再建術を実施した。術後,肺動脈血流速は順調に低下したが,半年以上経過した段階で再度上昇した。2例とも体重が1 kg以上増加した時点から血流速が急激に上昇したことから,術後の体重増加が肺動脈血流速の再上昇に何らかの影響を与えたものと考えられた。
家畜の心電図
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