恩賜財団済生会山形済生病院心臓血管外科
2012 年 21 巻 4 号 p. 633-635
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傍腎動脈腹部大動脈瘤(JR-AAA)破裂の手術は到達経路,遮断部位,臓器保護の方法などの手技が複雑となり,手術死亡率が高率となる.今回われわれはJR-AAA破裂と診断された83歳,男性に対し大動脈瘤中枢側断端を形成することで,吻合部径を50 mmから22 mmに縮小し,吻合部を強化することに成功したので具体的方法および問題点について考察し報告する.
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