紙パ技協誌
Online ISSN : 1881-1000
Print ISSN : 0022-815X
特別講演
エレベーター制御の最新技術動向
匹田 志朗
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59 巻 (2005) 3 号 p. 330-335

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抄録

エレベーターはビル内における縦の重要な交通機関であり, 乗客を安全・快適かつ速やかに目的階まで運搬する役割を担っている。
エレベーター制御は駆動制御・各台制御・群管理制御など多岐にわたるが, 本稿では特に群管理制御に焦点をあてる。
群管理システムは, 通常3~8台のエレベーターを一群として効率的に管理・運用し, 多数の乗客を乗場で待たせることなく乗車・移動できるように制御している。近年のビルの高層化に伴い, 群管理システムの役割はさらに重要になってきている。
近年の群管理システムでは, ファジー理論や, ニューラルネットなどのAI (Artificial Intelligence : 人工知能) 技術が応用されるようになってきており, 群管理の性能向上が進んできている。
本稿では, 最初にエレベーター群管理システムの概要と歴史的変遷について解説し, 開発事例として, 最新のAI技術を適用したエレベーター群管理システム「ΣAI-2200」の概要につき紹介する。さらに最近話題を集めている, エレベータードア周辺の最新センシング技術についても紹介する。

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© 2005 紙パルプ技術協会
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