60 巻 (2006) 5 号 p. 700-706
2005年2月の京都議定書発効により,これ迄取り組みを進めてきた地球温暖化対策,及び,省エネルギーの取り組みは益々重要性を増してきている。
加えて,昨今の化石エネルギー価格高騰対策の面からも化石エネルギー使用の削減,省エネルギーは重要な課題となっている。
北越製紙新潟工場において,2005年4月老朽更新,環境負荷低減の目的で大型回収ボイラーを導入した。
この大型ボイラーを中心に,既存のボイラーを最適に組み合わせて運用することによる,環境負荷低減,コスト改善の取り組みをはじめたところである。
本稿では,この大型回収ボイラーの概要と省エネルギー,CO2削減の取り組みについて紹介する。