63 巻 (2009) 3 号 p. 256-259
製紙産業における計装の自動化は,約30年前からDCS(分散型制御システム)とQCSが主役となっており,省人化や品質向上・制御性向上を実現してきた。一方,工業用監視カメラや内線電話・ページングシステム等の周辺機器は,DCSとは別のシステムとして単独で設置し運用してきた。
LANの高速化,Webカメラの高性能化,VoIP技術(Voice over Internet Protocol)の高度化などに伴い,昨年稼働したN10マシンでは,監視カメラ・内線電話・IP無線電話・ページングシステムおよびモバイルDCSを1つの通信ネットワーク上に構築し,操作性向上・省力化を実現できた。その使用経験について紹介する。