紙パ技協誌
Online ISSN : 1881-1000
Print ISSN : 0022-815X
抄紙機の腐食と白水システムの進歩的な密閉化
トンプソン C. B.ガーナー A.
著者情報
ジャーナル フリー

50 巻 (1996) 4 号 p. 683-690

詳細
PDFをダウンロード (1316K) 発行機関連絡先
抄録

抄紙機における腐食問題について回収水の使用方法と進歩的な白水系の密閉化という面で再調査した。本論では抄紙機の腐食問題について最新の知識を述べる。抄紙機に使用される材料についての過去の経験を再調査し, さらに, 腐食の性能についての機械的な理解について概説した。ネットウォーターの使用量が新水使用量の低下により減少した場合, 腐食の水準は増加し, 即座に分類された物質は限界の状態となる。白水系化学での予想された変化の詳細を述べる。 Cl- や S2O3- のようなクリティカルアニオンの大幅な濃縮, 温度上昇, 溶解, コロイド状の物質の高い水準, 残留漂白剤, そして微生物学上の腐食現象は現在の腐食条件を変化させる。抄紙機の構成要素と材料の期待された性能についてその変化に照らして述べる。潜在する腐食問題についての情報の不足が回収水利用と白水系の進歩的な密閉化の障害となってはならない。

著者関連情報
© 紙パルプ技術協会
前の記事 次の記事

閲覧履歴
feedback
Top