組織培養研究
Online ISSN : 1881-3704
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総説
日本におけるヒトES、iPS細胞研究標準化:
その3 品質管理
平田 みつひシャンダー・ アハマド菅 三佳藤木 彩加松村 紘子若林 真理上田 直子劉 克紅林田 みどり平山 知子小原 有弘柳原 佳奈水口 賢司古江-楠田 美保
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2011 年 30 巻 2+3+4 号 p. 145-157

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抄録

ヒト胚性幹 (ES) 細胞や人工多能性幹 (iPS) 細胞を用いて、発生過程におけるメカニズムの解明、あるいは再生医療や創薬などへの応用にむけて、国内外で研究が盛んに進められている。しかし、ヒトES/iPS細胞の形質は不安定であり、培地やフィーダー細胞のロットなどや、継代や培地交換のタイミングによっても簡単に変化する。倍加速度が早い異常クローンが出現した場合、5継代でほとんどの細胞集団が入れ替わる可能性が予測されている。研究のツールとして使う際にも随時品質管理が必要である。この総説では、研究室内でできるヒトES/iPS細胞の品質管理について概説する。

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© 2011 日本組織培養学会
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