Journal of UOEH
Online ISSN : 2187-2864
Print ISSN : 0387-821X
ISSN-L : 0387-821X
比較級構文における人称代名詞
クリストファ一 ・ P ・ カーマン
著者情報
ジャーナル フリー

1989 年 11 巻 1 号 p. 7-11

詳細
抄録
第二母国語としての英語や, 外国語としての英語の教育に使用される文法や教科書の多くは, 比較級構文においては, "than" や "as" の後続の代名詞は主格でなければならないと述べている. この原則が, 英語を母国語としている人々の日常会話において, 実際に適用されている否かについて探ってみた. 実地研究から集めたデータに基づいて判断すると, この原則は大幅に無視されており, 主格の使用が規定されているところで, 通常には目的格が使われていることが判明した.
著者関連情報
© 1989 産業医科大学
前の記事 次の記事
feedback
Top