A Case of Giant Cell Interstitial Pneumonia

Nobuyoshi MIYAZAKI; Masamitsu KIDO; Akira KAJIKI; Yasuo MORIMOTO

doi:10.7888/juoeh.11.63

巨細胞性間質性肺炎の1例

宮崎信義, 城戸優光, 加治木章, 森本泰夫

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ジャーナルフリー

1989 年 11 巻 1 号 p. 63-67

DOI https://doi.org/10.7888/juoeh.11.63

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抄録

経気管支肺生検（TBLB）で診断し, ステロイドが有効であったGIPの1症例を報告した. 症例は咳嗽・呼吸困難・びまん性線網状影で発症した61才の男性. TBLBでは, 胞隔炎と肺胞腔内に多彩な形態を示す巨細胞が散在し, 一部では細胞貧食像も認められた. 気管支肺胞洗浄でも同様の巨細胞・リンパ球が多数認められた. 麻疹抗体は陰性で, 重金属・有機粉塵の曝露歴はなかった. 診断確定後, prednisolone 30mgを投与し明らかな改善がみられた.

責任著者(Corresponding author)

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