Journal of UOEH
Online ISSN : 2187-2864
Print ISSN : 0387-821X
ISSN-L : 0387-821X
タンザニアにおける小児の努力性肺活量と1秒量
ヨハナ マシャラピータ マセサロバート フェネクラース
著者情報
ジャーナル フリー

1990 年 12 巻 4 号 p. 389-398

詳細
抄録
8歳から18歳までの健康な児童1,413人について, 肺機能, 特に努力肺活量(FVC), 1秒量(FEV1), 1秒率(FEV1%FVC)についてのデータを得た. 被検者はすべて非喫煙者で, 心血管系の症状や既往歴はない. この研究の被検者は, 西洋の小児に比べ有意に身長が低く(P<0.05), 同年齢・同身長ではFVC, FEV1が有意に小さかった(P<0.001). 肺気量は, 立位身長のべき乗の関数で近似される(Y-aHb). 両対数グラフで導かれるFVCと身長のべき数は男子3.39, 女子3.24であり, FEV1と身長のべき数は男子3.11, 女子3.03であった. この予測式より得られるFEV1とFVCは, カリブの黒人小児に対しての同様な数学的モデルに基づく予測式により計算されるFEV1とFVCとよく一致した.
著者関連情報
© 1990 産業医科大学
前の記事 次の記事
feedback
Top