Journal of UOEH
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(Na, K)ATPアーゼとCa-ATPアーゼとのキメラ蛋白質をアフリカツメガエル卵母細胞で発現させることにより(Na, K)ATPアーゼα鎖のC末端側1/3がβ鎖との会合に関与していることが判明した
諸橋 通明上野 晋竹田 和夫川村 越
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1994 年 16 巻 4 号 p. 277-286

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抄録
シビレエイ(Na, K)ATPアーゼα鎖とウサギ筋小胞体Ca-ATPアーゼとの間でキメラ体を構築し,それらのcRNAをシビレエイ(Na, K)ATPアーゼβ鎖のcRNAと共にアフリカツメガエル卵母細胞に注射して発現させた. N末端側1/3およびC末端側1/3がα鎖(N)に,中央の1/3がCa-ATPアーゼ(C)に由来するキメラ体(NCN)は,α鎖(NNN)と同様にβ鎖と会合した. ところがC末端側1/3がCa-ATPアーゼに由来するキメラ体(NNC, NCC)はβ鎖と会合しなかった. これらの結果は(Na, K)ATPアーゼα鎖のC末端側1/3がβ鎖との会合に関与することを示唆している.
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© 1994 産業医科大学
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