Journal of UOEH
Online ISSN : 2187-2864
Print ISSN : 0387-821X
ISSN-L : 0387-821X
産業医科大学における電子メールの利用状況分析
佐藤 教昭
著者情報
ジャーナル フリー

1997 年 19 巻 1 号 p. 39-48

詳細
抄録
産業医科大学における電子メールの利用状況を分析した. その結果, 以下のことが明らかになった. 1)電子メールを送信したユーザは月ごとに増加し, 調査期間中の最終月は170人であった. 2)通信回数も月ごとに増加傾向が認められた. 全体の通信回数は「学外から学内」が最も多かった. 3)ドメイン別通信先は「学内から学外」については大学, 研究機関および個人ユーザを対象とした商用パソコン通信会社への通信が多く, 「学外から学内」は主に海外ドメインからの通信が多かった. 4)電子メールの大きさは1Kバイト未満の電子メールが大半であったが, 10Mバイトくらいの極端に大きなものも含まれており, これらは他組織に迷惑をかける可能性があるため問題である.
著者関連情報
© 1997 産業医科大学
前の記事 次の記事
feedback
Top