抄録
カテコールアミンおよびその関連物質, ドーバミン, ノルエピネフリン, エピネフリンおよびドーパ, 弱陽イオン交換樹脂を用いた高速液体クロマトグラフィーにて分離し, 自然螢光測定によって検出した. 白然螢光測定より得られた各々のカテコールアミンの検量線は0.5-300ngの範団で直線を示した. 試料液中のカテコールアミンの回収率に対する吸着剤として活性化アルミナの量そして溶離液として酢酸濃度の影響について検討を加えた. 活性化アルミナ0.4gと0.8M酢酸2mlを用いて, 既知量のカテコールアミンを含む尿中からの回収率と変動係数を求めた. ノルエピネフリン,エピネフリンおよびドーパミンの回収率と変動係数はほぼ85%と2%, ドーパのそれらはほぼ68%と5%以下であった.