Journal of UOEH
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オーストラリアにおける産業医学の発展の歴史 Part 2: 1970-2000
デレック スミスピーター レガット
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2005 年 27 巻 2 号 p. 137-150

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抄録

オーストラリアの産業医学は前世紀の後半に, 種々の社会的, 政治的, 経済的変化により整備されて来た. 1970年代前半における製造業の全体的な減少と賃銀の増加の抑制が労働組合に, 職場環境のようなより広い社会的問題に注意を向けさせることとなった. オーストラリア社会の変化は, 反戦行動, 環境保護団体, 女性団体のようなこの時期におけるより広い社会的圧力に影響を受けた. 産業医学に対する関心は1970年代に開始された正式な教育とともに次第に高まり, 第3次のコースの数は1980年代を通して急速に増加した. 産業医学と労働者の補償制度は, 20世紀の後半期に同じように発展した. オーストラリアにおける職場環境と安全は, 自己管理の理論に基づいており, 雇用者, 労働組合, 政府機関からなる3部門モデルにより調整されている. 我々の産業医学のレビューパート1において, 我々は1788年から1970年のオーストラリアの産業医学の発展の歴史について概説した. この論文パート2において, 我々は1970年から2000年のオーストラリアの産業医学の発展の歴史について述べた.

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© 2005 産業医科大学
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