Sensitivity to Bleomycin of JTC-11 Cells Modified by Serum Concentration and Underlaid 3T3 Cells

Hiroshi KlMURA; Toshiko YAMADA; Takashi AOYAMA; Toshiyuki NORIMURA; Takehiko TSUCHIYA

doi:10.7888/juoeh.6.23

がん細胞のブレオマイシン感受性に対する血清濃度および正常細胞の効果

本村博, 山田俊子, 青山喬, 法村俊之, 土屋武彦

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ジャーナルフリー

1984 年 6 巻 1 号 p. 23-29

DOI https://doi.org/10.7888/juoeh.6.23

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抄録

腹水癌由来のJTC-11細胞のブレオマイシンに対する感受性は培養液中の血清濃度に依存し, 血清濃度が高くなると感受性は低下した. ところが正常細胞由来の3T3のシート上にJTC-11細胞のコロニーを作らせた場合, ブレオマイシンに対する感受性は血清濃度に依存せず, 血清濃度を10%に上げても, シャーレ上に播種し, 5%血清にした場合の感受性に近かった. 正常細胞との相互作用によりがん細胞の感受性が修飾されることはがんの治療を考えるうえで重要であると考える.

責任著者(Corresponding author)

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