Journal of UOEH
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労働者に適用した肥満指標とそれらの相互関係
土井 徹華表 宏有清水 喜一朗
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1985 年 7 巻 4 号 p. 353-364

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抄録

某企業外労働衛生機関による事業所定期健康診断の資料(1982年4-9月)から北九州市内の事業所の従業員男, 30-59才(27,376名)について年令階級別(30-39, 40-49, 50-59才), 職種別(職種計, 現業系, 事務系)別に, わが国でよく用いられている肥満指標のうち10種類をとりあげ, その相互の関連性を検討した. その結果, 1)肥満度の平均は様々であるが, どの指標によっても平均は40-49才が最も高く, 事務系は現業系よりも高かった. 2)箕輪法で肥満度+20以上の割合は約14%で, これは桂, 加藤法で+20以上, NK, 松谷, 松木, 栄養審議会の方法で+15以上, ブローカ法で+5以上, ケトレー指数25以上, ローレル指数156以上に, 大体相当していた. 3)高血圧者の割合は40-49才で事務系の方が現業系よりも高かったが, 肥満度を調整した訂正高血圧者率をみると両者であまり変わらず, どの肥満指数を使っても似た値が得られた.

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© 1985 産業医科大学
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