Journal of UOEH
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小胸筋起始の解剖学的変異の統計学的研究
北條 暉幸中島 民治鶴野 壽一
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1987 年 9 巻 3 号 p. 315-319

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抄録
産業医科大学解剖学実習における小胸筋の解剖において, 同筋の起始の解剖学的変異を観察し, 種々の起始形態の統計学的研究を行い, アメリカ白人とアメリカ黒人との同筋の起始の形態の変異の出現率と比較した. 日本人の同筋の最も多い起始の形態は, 左右両側において男性では, 第2から第5肋骨にかけての型であり, 女性では第2から第4肋骨にかけての型であった. 女性のこの型(2-4)は, 他の比較群よりも有意差をもって高かった. アメリカ白人の種々の型に性差はなく, アメリカ黒人では第2から第5肋骨にかけての型が男性が女性よりも有意差をもって高かった. 人種差は, 女性においてのみ認められ, 日本人女性の第3から第5肋骨の型が黒人女性よりも有意差をもって低く, 第2から第4肋骨の型が黒人女性よりも有意差をもって高かった.
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© 1987 産業医科大学
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