Journal of UOEH
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ラット肝グルタチオン含量に対する急性および慢性酸化エチレン暴露の影響
中嶋 加代子古谷 亜紀東 監奥野 府夫井上 尚英
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1987 年 9 巻 4 号 p. 355-359

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抄録
慢性実験ではラットを500ppmの酸化エチレンに6時間ずつ週3回, 12週間暴露し, 対照群と共に, 還元型肝グルタチオン含量を測った. 慢性暴露群では, 肝グルタチオン含量は, 28.9nmoles/mg proteinで, 対照群のそれと差はなかった. 一方, 酸化エチレン2500ppmの濃度に4時間暴露した急性群では肝グルタチオン含量は対照群の5%位に減少した. これらの結果から, 酸化エチレンの代謝の少なくとも一部はグルタチオン抱合が関与していることが示唆された.
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© 1987 産業医科大学
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