住総研研究論文集・実践研究報告集
Online ISSN : 2433-8028
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地域の景観固有性を活かした避難誘導照明の実践
小林 茂雄角舘 政英
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ジャーナル オープンアクセス

2018 年 44 巻 p. 233-241

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抄録

 「気仙沼らしい風景の継承が夜の安全に結びつくことを証明」本プロジェクトは,甚大な津波被害を受けた気仙沼において,沿岸部の独特の風景を夜間にも感じ取るようにすることと,夜間に災害が発生した際に速やかに避難できるような光環境を整えることを同時に提案するものである。湾に張り出した五十鈴神社などの沿岸地域を対象に約1か月間の仮設的な照明設備を取り付けた。実践の結果,気仙沼らしい景観の形成と高台への避難路の認識は両立できることが示された。再整備によって元の風景が失われようとしている街において,実践成果を反映した光環境を構築できるように働きかけを行っている。

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© 2018 一般財団法人 住総研
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