住総研研究論文集・実践研究報告集
Online ISSN : 2433-8028
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マイクロジオデータを用いた日本全国の家賃形成メカニズムの解明
秋山 祐樹, 小川 芳樹, 秦 桜蘭
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ジャーナル オープンアクセス

2020 年 46 巻 p. 1-12

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抄録
本稿は日本全国の家賃形成メカニズムの実態を明らかにする主査らによる先行研究の発展的内容として実施した研究成果を報告するものである。まず日本全国の住宅用途の建物約 6,000 万棟の分布を収録した建物マイクロジオデータを整備した。またそれらに約 400種類に及ぶ家賃形成要素と家賃に関する情報を付与し,日本全国約1,100万件の賃貸アパートおよび賃貸マンションの価値を評価出来るデータベースを構築した。さらに同データベースをクラスタリングし,各クラスタに対してスパースモデリング(LASSO法)を行うことで,クラスタ毎に家賃に対して正あるいは負に寄与する家賃形成要素を明らかにする技術を開発した。その結果, 全国的な傾向として物件周辺の人口動態や物件そのものの機能の充実度は家賃形成に正に寄与した一方で,災害リスクは家賃形成にあまり影響を与えないことが明らかになった。
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