「<地域善隣版モクチンメソッド>で居住のセーフティ・ベースを創ろう!!」 本実践活動の目的は,住宅確保要配慮者が良質な住宅に居住し安心して生活できることを実現するための<地域善隣版モクチンメソッド>を確立することである。本活動では,第一に家主や居住支援団体等の関係者にヒアリング調査を実施し,第二に既存住宅改修のためのデザインツールである<モクチンレシピ>をより付加価値の高いものに洗練・拡充し,第三に2 物件の改修を実践した。その結果,社会・地域の認知度,改修資金,ソフト・ノウハウのマネタイズ化,ステークホルダー間の連関性の欠如が本課題のボトルネックであることが判明した。これを踏まえた今後の展開として居住支援団体向けの新たなサービス事業の立上げを準備している。