住総研研究論文集・実践研究報告集
Online ISSN : 2433-8028
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“新しい避難所”モデルの創出と実践
その2 実践を想定した一万人規模の避難所運営プログラム構築
平田 京子石川 孝重古川 洋子村田 明子野竹 宏彰牧住 敏幸重松 英幸渡辺 泰一郎濱野 百恵生富 直孝
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2020 年 46 巻 p. 263-272

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抄録

「施設建設段階から市・施設管理者と連携し避難所運営計画を実践」 本活動では大規模避難所の新しい運営手法のモデル構築を目指し,市職員及び施設管理者との計16 回のWG 活動を通じて,施設の初動対応・避難所運営マニュアルの改善,施設で行う防災プログラムの導入,支援可能なNPO 団体との連携を含め,大規模避難所の運営体制づくりを進めてきた。活動を通じて,市職員や施設管理者の意識や行動を変えることができた。また,他の施設でも活用可能な大規模避難所運営ツールとして,発災前に運営面から機能を確認できる「避難所運営チェックリスト」,発災後に自己点検できる「避難所アセスメントシート」,及び,避難所のハードとソフトの要件を整理した「避難所デザイン25」を作成した。

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© 2020 一般財団法人 住総研
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