山口大学共同獣医学部獣医学科獣医放射線学分野
山口大学共同獣医学部獣医学科伴侶動物医療分野
山口大学共同獣医学部獣医学科獣医外科学分野
2014 年 45 巻 2 号 p. 33-38
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がん性疼痛の中でも特に骨転移によるものは重度の痛みを伴う。今回、通常の疼痛管理では痛みをコントロールできない悪性毛包上皮腫の胸椎骨転移をきたした犬に対して、胸椎を中心とした硬膜外カテーテルを留置し局所麻酔薬の単回投与を繰り返したところ、明らかな副作用は観察されず、良好な疼痛管理が可能であった。犬の骨転移を伴うがん性疼痛に対して硬膜外鎮痛は有効な鎮痛手段になりうると考えられた。
獣医麻酔
日本獣医麻酔外科学雑誌
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