東京大学大学院農学生命科学研究科獣医外科学教室
北海道大学大学院獣医学研究科診断治療学
東京大学家畜病院
1997 年 28 巻 4 号 p. 111-117
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犬の皮膚型肥満細胞腫の治療にしばしば用いられるグルココルチコイド (GC) の抗腫瘍効果について, 病変の縮小程度を指標とした検討を行った。GC単独, 放射線療法や化学療法との組み合わせ, GCを使用しない治療法とを比較したところ, いずれの治療法でも一時的な腫瘤の縮小が見られたものの, 長期間にわたりコントロールできた例はなかった。しかし, GC単独での腫瘤縮小効果は, その他の療法と同程度ないしそれ以上と推測された。
獣医麻酔
日本獣医麻酔外科学雑誌
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