日本獣医師会雑誌
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日本小動物獣医学会誌
アンジオテンシン変換酵素阻害薬とスピロノラクトンを併用した僧帽弁閉鎖不全犬の血漿カリウム濃度の推移
佐々木 慎哉保田 恭志柴田 真治高島 諭西飯 直仁高須 正規大場 恵典北川 均
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2010 年 63 巻 8 号 p. 625-629

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抄録
自然発症した僧帽弁閉鎖不全の犬54例において,アンジオテンシン変換酵素阻害薬(ACEI)とスピロノラクトンの長期併用時における血漿カリウム濃度を検討した. 3~95カ月の試験期間中に,スピロノラクトン非併用群とスピロノラクトン併用群ともに臨床症状が徐々に進行し,心臓陰影サイズは49週以降にわずかに拡大する傾向にあった. 投与期間中に,スピロノラクトン非併用群,併用群とも明瞭な持続性の高カリウム血症は認められなかった. 僧帽弁閉鎖不全の犬では,血漿電解質等のモニターは必要であるが,ACEI とスピロノラクトンの併用を考慮してもよいと考えられた.
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© 2010 公益社団法人 日本獣医師会
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