日本獣医師会雑誌
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小動物臨床関連部門
麻布大学附属動物病院における猫の尿管結石の好発品種に関する検討
髙柳 明子三品 美夏渡邊 俊文
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キーワード: , 尿管結石, 好発品種
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2015 年 68 巻 12 号 p. 761-764

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抄録

麻布大学附属動物病院において2007年4月から2014年3月の間に尿管結石と診断された猫64例についてオッズ比を用いた好発品種の検討を行った.その結果,来院頭数の最も多かった雑種猫におけるオッズ比は有意に低く,純血種において高い結果となった.中でもヒマラヤン,アメリカンショートヘアー,スコティッシュフォールドにおけるオッズ比は有意に高く,好発猫種である可能性が示唆された.また,その他の猫種については統計学上有意な結果が得られなかった.本検討結果より,純血種であることは猫の尿管結石において1つのリスク要因となり得ることが示唆された.

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