日本獣医師会雑誌
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犬における漢方方剤の抗ヒスタミン効果および肥満細胞脱顆粒抑制
岡田 啓司加崎 弘康東郷 幸冨澤 伸行原 茂雄金田 義宏
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1995 年 48 巻 9 号 p. 673-676

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抄録

健康なビーグル犬各7頭に, 消風散, 当帰飲子, 小柴胡湯および小青龍湯の漢方方剤1.25g (小青龍湯は1.5g) を朝, 夕2回に分割して連続7日間経口投与したところ, 消風散を除く3方剤により, Compound 48/80に対する皮内反応を指標とした肥満細胞脱顆粒作用は有意に抑制され, 当帰飲子を除く3方剤により, リン酸ヒスタミンに対する皮内反応を指標とした抗ヒスタミン作用は有意に増強された. また, 小青龍湯および小柴胡湯投与開始後7日には, 血中Cortisol濃度が投与開始前に比べて有意に増加した.

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