日本獣医師会雑誌
Online ISSN : 2186-0211
Print ISSN : 0446-6454
ISSN-L : 0446-6454
台湾旅行後の集団食中毒事例由来の毒素原性大腸菌O169: H41のDNA解析
東久 保靖竹田 義弘小川 博美
著者情報
ジャーナル フリー

1999 年 52 巻 3 号 p. 189-193

詳細
抄録

1996年7月, 台湾旅行から帰国した広島県, 横浜市, 高知県および秋田県の4団体で集団食中毒が発生し, 耐熱性エンテロトキシン (ST) 産生性の毒素原性大腸菌O169: H41が分離された. 各事例由来の7菌株はすべて97kbプラスミドを保有し, random amplified polymorphic DNA (RAPD) プロファイルもほぼ同一で, パルスフィールドゲル電気泳動 (PFGE) パターンも広島株1株を除いて同一であった. 4団体が台湾で共通に利用していたレストランが原因施設であると推察された.

著者関連情報
© 社団法人 日本獣医師会
前の記事 次の記事
feedback
Top