日本獣医師会雑誌
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獣医外科実習における犬腹腔代替モデルの使用と学生による評価
森 崇浅野 和之廉澤 剛望月 学西村 亮平丸尾 幸嗣
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2006 年 59 巻 2 号 p. 122-125

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抄録

4大学の獣医学科4年生251名を対象に, 外科学実習にて生体代替モデル (犬腹腔代替モデル) を用いて開腹術および腸管吻合の練習を行った. 実習終了後にアンケート調査を行って本モデルを評価した. 99.2%がモデルを用いた実習が有意義であったとし, 96.8%が術前トレーニングとして必要だと回答した. 本モデルの長所としては, 手技の練習になる (40.8%), 構造が理解しやすい (38.4%), 生体を用いない (21.6%), 何度でも練習できる (14.8%) 等があげられていた. その一方で, 改善点としては形状などを本物に近づけるべきとの意見が多かった (57.6%). 学生の本モデルを用いた実習については, 非常に満足度が高く, 今後積極的に実習等に用いるべきであると思われる.

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