An Outbreak of Salmonella Typhimurium Infection in Bengalees, a Variety of Lonchura striata

Yoshihiko SATO; Akihito KUMETA; Takehiko KOYAMA; Toshiya TAKADA; Takahiro AOYAGI; Kenichi ICHIKAWA; Kazuhiko WADA; Takanori FURUYA; Keiko TANAKA

doi:10.1292/jvms.55.1073

ジュウシマツにみられたSalmonella Typhimurium感染症例(短報)

佐藤良彦, 久米田章仁, 小山武彦, 高田俊也, 青柳高弘, 市川憲一, 和田浩彦, 古谷隆徳, 田中けい子

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ジャーナルフリー

1993 年 55 巻 6 号 p. 1073-1076

DOI https://doi.org/10.1292/jvms.55.1073

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抄録

ジュウシマツが水様下痢を呈し死亡した. 肝臓の軽度腫大と巣状壊死を認め, 主要臓器, 糞便からS. Typhimuriumが分離された. ニューカッスル病およびクラミジア症は陰性であった. 以上の成績からサルモネラ感染症と診断した. 有効薬剤の投与, 病鳥の淘汰を実施したが198羽が死亡し致死率は74%に達した. 疫学調査により, 県外から購入したジュウシマツが感染源と推定された. 本症例はジュウシマツにおけるサルモネラ感染症の最初の報告である.

責任著者(Corresponding author)

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