Survey of Sarcocystis Infection in Cattle in East Hokkaido, Japan

Yoshitaka OMATA; Shen-Zhi XU; Ikuo IGARASHI; Atsushi SAITO; Hideo TOBA; Naoyoshi SUZUKI

doi:10.1292/jvms.56.557

道東地域における牛の住肉胞子虫類感染状況(短報)

小俣吉孝, 徐慎之, 五十嵐郁男, 斉藤篤志, 鳥羽日出夫, 鈴木直義

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ジャーナルフリー

1994 年 56 巻 3 号 p. 557-558

DOI https://doi.org/10.1292/jvms.56.557

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抄録

道東地域で屠殺される牛の住肉胞子虫類感染状況を調べるため, 1993年4月から7月までの期間の帯広市内屠場搬入牛のうち, 同地域で長期間飼養の廃用牛83例, ならびに輸入肥育育成牛91例, および屠場直行牛94例の心筋を直接法により虫体の検索を試みた. 虫体の嚢子が廃用牛の15.7%, 輸入肥育育成牛の48.4%, 屠場直行牛の51.1%に検出された. 嚢子壁の形状, ならびに同嚢子のイヌへの投与結果から, 検出虫体はSarcocystis cruziと同定された.

責任著者(Corresponding author)

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