Low Level of Immunoglobulin G2a Subclass Correlates with a Deficiency in T Helper Cell Function in LEC Mutant Rats

Tohru SAKAI; Takashi AGUI; Yoji MURAMATSU; Hideyuki NAGASAWA; Kunisuke HIMENO; Kozo MATSUMOTO

doi:10.1292/jvms.57.527

Journal of Veterinary Medical Science

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LECラットにおける低immunoglobulin G2a血清レベルはT細胞機能不全に起因する

酒井徹, 安居院高志, 松村陽治, 長澤秀行, 姫野國祐, 松本耕三

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ジャーナルフリー

1995 年 57 巻 3 号 p. 527-529

DOI https://doi.org/10.1292/jvms.57.527

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抄録

LECラットの血清IgG2aレベルは正常ラットに比べ約10倍ほど低く, この低IgG2aレベルはバッククロスラットを用いた解析より突然変異遺伝子表現型thidと関係していることが示された. さらにLECラットB細胞をLPSとIL-4で刺激した場合, 正常にIgG2aが産生された. これらの結果からこの低IgG2aレベルの原因はB細胞側ではなくヘルパーT細胞の機能不全によることが示唆された.