Journal of Veterinary Medical Science
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家畜の櫛状靭帯の比較形態学 : 実体顕微鏡と走査電子顕微鏡での観察
Simoens PaulDe Geest Jean-PierreLauwers Henri
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1996 年 58 巻 10 号 p. 977-982

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抄録

ウマ(10頭), ロバ(2頭), ウシ(5頭), ヒツジ(5頭), ヤギ(10頭), イヌ(5匹), ネコ(5匹),ブタ(30頭)およびウサギ(2羽)の櫛状靭帯は実体顕微鏡と走査電子顕微鏡で観察された. ウマとロバの櫛状靭帯は非常に目立ち, 太い結合梁柱と比較的狭い梁柱間間隙で特徴付けられた. 反芻類の櫛状靭帯は比較的広い間隙で分けられた短い梁柱で形成された. 結果として有窓板を形成する隣接する梁柱の融合はこれらの種で常に認められ, 上および下限分節で特に認められた. イヌとネコの櫛状靭帯は広い梁柱間間隙で分けられる細い梁柱で形成されていた. ブタとウサギの櫛状靭帯の梁柱は短く, それらの直径は草食類と食肉類のそれらの中間であった. 櫛状靭帯の構造の正常な変異の臨床的な関連性と統一的な解剖学用語のための提案が検討された.

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