著者所属:東京農工大学農学部家畜病理学教室 東京農工大学農学部家畜病理学教室 東京農工大学農学部家畜病理学教室 十勝農業共済組合広尾支所 十勝農業共済組合広尾支所 十勝農業共済組合広尾支所
1996 年 58 巻 9 号 p. 929-932
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突然死した2例の乳牛の心臓を病理学的に検索したところ, 両例に共通して以下のような所見が得られた: 1. 求心性心肥大; 2. 心筋錯綜配列と叢状線維化; 3. 斑状ないしは貫壁性の置換性心筋線維化; 4. 壁内冠状動脈における管壁の肥厚と管腔の狭小化. これらの病理所見は, 今回検索した2例のウシにみられた原発性の心疾患が, ヒトの肥大型心筋症に相当するものであることを示唆していた.
大日本獸醫會誌
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日本獸醫學雜誌(The Japanese Journal of Veterinary Science)
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